Dropbox の特徴
- 無料でも利用可能な先駆的なオンラインストレージサービス
- ファイル同期やバックアップ、ファイル転送ができる
- バージョン管理からのリストア機能を実装
- 電子署名の依頼が可能
近年の Dropboxはエンタープライズ向けのサービスに注力している。
- ウェブ版 Dropboxは ウェブ版 Dropboxの使い方 を参照。
- Gmailとの連携は Dropbox for Gmail のインストールと使い方 を参照。
開発元
- 開発元:Dropbox, Inc
- 開発元の拠点:米国
ダウンロード
システム要件
バージョン 179.4 現在
- OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
Basicプラン(無料プラン)の仕様
- ストレージ容量:2GB
- アップロード可能なファイルサイズ上限:2GB(ストレージサイズの上限)
- ファイル同期:有
- バックアップ機能:有
- オンデマンド同期(スマートシンク): 利用不可
- バージョン管理とリストア機能:30日
- アカウント放棄時の自動削除:1年(無料プランのみ)
- 同時接続可能なデバイス数:最大 3 台
- Dropbox Transfer:最大 100MB
デスクトップアプリでアップロード可能な最大サイズは 2TB。
Dropbox のアカウント取得
アカウントの登録は ログインページ で メールアドレスを入力して「続行する」。
アカウント作成画面に進み、姓名・パスワード を入力し、利用規約とプライバシーポリシーに問題なければ「同意して登録する」。
有料プランのトライアル画面になるので、無料で利用する場合は 2GB Dropbox Basic プランを継続する を選択。
Dropbox のインストーラーが自動的にダウンロードする。
アカウントに登録したメールアドレスに認証用のメールが届いているので、 メールアドレスを確認 をクリックして Dropboxにログイン。
インストール
公式サイト の「Dropboxアプリをダウンロード」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」で許可。
「ログイン」で Dropboxにログインするとインストールが開始する。
プログラムのダウンロード と インストール が実行され、ログイン画面が表示されたら ログイン。
自動的に同期される Dropboxフォルダ の場所を指定する場合は 詳細設定 をクリックし、デフォルト設定で利用する場合は「次へ」。
詳細設定 では Dropboxフォルダ の保存先 と 同期するフォルダの選択 が可能。
パソコンを複数アカウントを使用して共用している場合、Dropboxフォルダ を ユーザーフォルダ以外の場所に設定すると、他の Windowsアカウントでログインしたユーザーも Dropboxフォルダへアクセス可能になる。
Basicプランで利用する場合は ファイルを[ローカル]に設定する を選択して「Basicで続行」。
ウィンドウを閉じてセットアップ完了。
設定
設定を行う場合はシステムトレイの Dropboxアイコンをクリック。
ユーザーアイコンから 基本設定 を選択。
Dropbox バッジ
基本設定の 全般 にある Dropboxバッジ は Dropboxに保存されている MS Word/ PowerPoint / Excelファイルを開いている際に表示される 共同作業用のツール。
共有しているファイルを同時に編集すると、ファイルの更新履歴や相手の状況などがアイコンで表示されるが、共同作業をしない場合は不要なため 常に表示しない に変更。
カメラロード
Dropboxはデフォルト設定で SDカードやデジカメなどのデバイス接続時に(画像・動画ファイルの有無に関係なく)、画像・動画ファイルのアップロードする カメラアップロード のダイアログが表示される。
「バックアップ」で接続したデバイスの 画像・動画ファイルのアップロードが開始する。
アップロードするファイルは 基本設定の バックアップ にある カメラアップロード で 選択。
カメラアップロード機能の有効/ 無効の切替は、Windowsの 設定 から Bluetoothとデバイス の 自動再生 で 写真と動画をインポート(Dropbox) を選択すると有効、他を選択すると無効になる。
バンド幅
Dropboxはデフォルト設定で ダウンロード速度 は 制限しない になっているが、アップロード速度 は 自動制限 になっているため、アップロード速度が遅い場合は 設定を変更する。
LAN同期 はローカルネットワーク内で Dropboxフォルダを同期する機能で、同一ネットワーク内の複数デバイスで Dropboxフォルダを使用している場合に、オンラインストレージを経由せずローカルネットワークワーク内で Dropboxフォルダを同期する。
同期設定
同期 ではオンラインストレージと同期するフォルダの指定と、Dropboxフォルダの保存場所を設定する。
選択型同期 は指定したフォルダやファイルのみ同期する機能で、モバイルデバイスなどローカルストレージが少ない場合などに便利。
バックアップ
セットアップ時の バックアップ設定 は Dropbox Backup で編集する。
バックアップ は Dropbox Backup として 提供されている機能で、デスクトップ・ドキュメント・ダウンロード・ミュージック・写真・動画フォルダ など、ユーザーフォルダ のほかに 1 台の外付けドライブ の自動同期が可能で、ウェブ版 Dropboxの PC フォルダにデータをバックアップする。
バックアップを設定する場合は バックアップ の このPC にある「バックアップを管理」をクリック。
バックアップするフォルダを選択して「設定」。
Basicプランを利用している場合は Basicで続行 をクリックすると容量に関するダイアログが表示されるので「続ける」。
設定したフォルダの自動バックアップが開始する。
バックアップの停止
バックアップ停止や対象フォルダの変更は Dropbox Backup の管理画面で行う。
基本設定 の バックアップ にある「バックアップを管理」をクリックすると Dropbox Backup の管理画面が開き、自動バックアップのオフやバックアップフォルダの変更などができる。
Dropbox の使い方
Dropbox のデスクトップアプリはデフォルト設定でパソコン起動時に自動起動するので、Dropboxフォルダに保存したフォルダ/ ファイルはオンラインストレージに同期される。
ウェブ版 Dropboxで利用できるツール
バージョン管理 とリストア
Dropboxの個人向けプランは、Dropboxフォルダ内 の変更履歴を 30日間保存しており、バージョン履歴から過去のバージョンを復元できる。
Dropboxフォルダから回復するファイルを選択し、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)のバージョン履歴を選択。
ブラウザが開いて変更履歴が表示されるので、回復したいバージョンを選択して「復元」をクリックすると指定したバージョンでファイルが更新される。
共有
Dropboxの共有 で 編集権限を付与すると、オンラインOffice と Googleドキュメント のファイルは 共同編集が可能になる。
Dropboxフォルダから共有するフォルダやファイルを選択後、コンテキストメニュー の Dropboxリンクをコピー で、クリップボードに 編集権限を付与されたアクセス リンクがコピーされる。
閲覧・ダウンロードのみの権限で共有する場合は、共有するフォルダやファイルを選択後、コンテキストメニューの 共有 を選択。
共有先 に共有相手の メールアドレスを入力し、相手に与える権限を編集可能/ 閲覧可能から選択して「共有」をクリックすると、入力したメールアドレス宛に共有の確認メールが送信される。
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