OneDriveの容量無制限の計画は頓挫した模様

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2015/10/28

ちょうど一年前の2014年10月27日、MicrosoftはOneDriveが容量無制限になることを発表した。ブログの記事は米国のものだが、日本のTecNetの記事では日本市場のみで提供しているOffice 365 SoloやOffice Premium プラスなども対象になることが記されている。
無制限化は2015年度中に全てのユーザーに適用され、発表時にはいち早く無制限化したOneDriveをゲットするための早期利用プラグラムの申し込みページも開設されていた。

Microsoft、「Office 365」ユーザーの「OneDrive」を容量無制限にlink

発表時のOneDriveのブログlink

TechNetのOffice Blogsで投稿された記事link

発表から1年、Office365を使用しているが、待てど暮らせどOneDriveの容量は1TBのまま。
ネットで検索すると10TBになったという報告の記事が散見されるが、もうすぐ2015年も終わってしまう。
早期利用プログラムにも申し込んだのに、全く増加する気配がない。

で、直接Microsoftのサポートに問い合わせてみた。
AnswerDeskとチャットでやり取りを行ったが、初めから対応がおかしい。

OneDriveの容量無制限化は本当に実施されるのですか?
容量無制限化のキャンペーンは終了しておりますので、現在はお申し込みただけません

???(・・?
キャンペーン??
キャンペーンってなんだ??
先日、Dropboxのユーザーが1年限定で100GB増量するのは、確かにキャンペーンだったが、容量無制限はキャンペーンなんて告知はなかったぞ。
そもそも申し込みは必要なくOffice365のユーザーが対象だったはず。

そこで早期利用プログラムの申し込みページのURLを貼って送ったら、
これはキャンペーンの申し込みページですね
と返って来た。

キャンペーンというなら、一応このページから申し込みをしているのですが、無制限になっていません。
そうですか、申し訳ございません。キャンペーン終了後は追加の増量はいたしておりません。

対応に違和感を覚えた。
どうやら容量無制限化の発表を強引にキャンペーンとして取り扱い、キャンペーンは終了したから無制限にはしないよ~~~んっていう筋書きらしい。

キャンペーンという告知はなかったと思いますが?
キャンペーンの開始時期も終了時期も公開しておりません。

期間非公開のキャンペーンって、どんなキャンペーンなんだ(笑)
ここまで来ると怒りを通り越して、呆れてものも言えなくなる。

騙されたこちらが悪いのか、催眠商法でも初めの釣りで使うアイテムはプレゼントするものだが。。。
そもそもソースがリークだったり、出所不明の記事であれば納得もできるが、間違いなくMicrosoftは公式ブログで、しかも副社長のクリス・ジョーンズの名で公表している。
それを「なかったことにする」というのは、あまりにも不誠実すぎる。

これが天下のMicrosoftがすることか?
「無制限にするって言ったけど、やっぱ無理だった。ゴメン!」と正直に公表すれば良いものを、穿った見方をすればOneDriveの容量無制限を餌にOffice365を販売する詐欺行為ともとれる。
実際、Office 365 Solo購入はOneDriveの容量無制限があったからで、無いのであれば自宅のPCはLibreOfficeで十分事足りる。

OneDrive-unlimited

で、騙された感が強く、憤懣やる方ないので、取り敢えず精一杯の抵抗としてOffice Soloのサブスクリプションを停止してみた(笑)

OneDrive-unlimited2

1TBで月額1200円程度を支払うなら、リセント機能があって使い勝手の良いDropboxをアップグレードしたほうがマシ。
無論、1200円はOneDriveの料金ではなくOffice Soloの料金なのだが。。。
容量無制限のOneDriveがないなら、1TBのDropboxとLibreOfficeの組み合わせでも良いかと。

今回の対応ではMicrosoftのサポートが、矛盾だらけのことを言っている割に「全く悪びれることがなかった」のが非常に不愉快。
「容量無制限?それは以前行ったキャンペーンですが、それが何か?」と言った感じ。

少し食い下がっても対応は全く変わらなかったので、容量無制限の問い合わせに対しては「突っぱねろ」という指示が出ているっぽい。
昨年のOneDriveのブログに投稿された記事が公式発表ではないというのなら、各メディアが報じた際にコメントを発表しているはず。
それが無かったと言うことは、Office365ユーザーに対するOneDriveの容量無制限計画は存在し、それが何らかの原因で暗礁に乗り上げてしまった。
ただ、すでに容量無制限は世界中に公表されているので、今さら無理でしたというのも体裁が悪いし、そもそも1TB以上の容量を必要としているユーザーはマイノリティだから、キャンペーンだったということにして黙殺すればOK、といったところか。
こうなると不誠実というより悪質。

気になるのは、この件に関してメディアが全く報じていないこと。
容量無制限が発表された時は、大々的に取り上げていたのに、それが「なかったことにされる」時には沈黙。

ホントに何を信じればよいのやら┐(´д`)┌















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